こんにちはヤマピーブラックです。

私は子供の頃、読書感想文の宿題が出た時だけ読書していました。年間1冊です。
現在は年間100冊ほど読書します。

その経験から言わせて頂くと、読書初心者は『新書』から始めることをおすすめします。

今回は
「新書ってそもそも何?」
「どうして新書がいいの?」
「おすすめの新書教えて!」
という疑問にお答えしたいと思います。


読書初心者は『新書』から始めよう

そもそも新書とは何か?

新書(しんしょ)とは、新書判(173×105mm、およびそれに近い判型)の叢書・本である。

Wikipediaより

よくわかりませんね笑
本のサイズが重要ということでしょうか。

本は主に「文庫本」「新書」「単行本」の3種類があります。

左から順に「文庫本」「新書」「単行本」です。
サイズが異なるのは理解してもらえたと思います。
しかし、本題はそこではありません

  • 文庫本:古典や小説が多い。
  • 新書:専門分野の解説書や入門書が多い。
  • 単行本:新しく出版される一般的な本。

ただし、文庫本でも新しく出版されるものはあります。
単行本でも小説はたくさんあります。
したがって、内容の厳密な違いはないようです。

ポイントは、新書は主に『専門分野の解説書や入門書』が多いということです。

なぜ新書がおすすめなのか

おすすめ理由①:難易度が低いから

前項で解説したとおり、新書は『入門書』として書かれたものです。
著者は各分野の専門家ですが、専門的な内容を誰でもわかる平易な表現で書いてくれています。

例えば、『ビジネスマンのための歌舞伎入門』(成毛眞著)という本。

タイトルの通り歌舞伎の入門書です。
私は歌舞伎に全く興味がなかったのですが、これを読んで歌舞伎を見るようになりました。
歌舞伎の楽しみ方がよくわかりますし、必要な準備、用語の解説など、初心者に必要な情報が網羅されています。

新書は、まさに初心者にはうってつけと言えるでしょう。

おすすめ理由②:スキマ時間で読めるから

新書は概して分厚くありません。
他の本に比べて、すぐに読み終えられます。
持ち歩きもしやすいので、通勤時間だけで読むことも可能でしょう。

さらに手軽に読むためには、スマホアプリで読むことをおすすめします。
代表的なのはアマゾンの「Kindle」アプリです。iPhone版とAndroid版があります。

iPhone版
Android版

また、『Kindle Unlimted(キンドル アンリミテッド)』も有効活用しましょう。
こちらはアマゾンのサービスで、月額980円で本が読み放題のサービスです。
新書も揃えてますので、まだの方は入会することをおすすめします。
Kindle Unlimited 公式HP

長い本をスマホで読むのは辛いですが、新書ならば十分にいけます。
ぜひスキマ時間を活用し、新書を読破してみましょう。

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おすすめの新書(+作家)5選

それでは、おすすめの『新書』5選とその作家をご紹介します。

おすすめ新書①:新書がベスト(小飼弾)

著者は小飼弾(こがい だん)氏。
作家、読書家であり、プログラマーでもあるという一風変わった方です。

本のタイトルは『新書がベスト』。この記事にピッタリですね。
これまで新書をおすすめする理由を書きましたが、「もっと知りたい!」という方におすすめです。

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おすすめ新書②:黄金のアウトプット術(成毛眞)

著者は成毛眞(なるけ まこと)氏。
成毛眞さんは元マイクロソフト日本法人の社長です。
現在は本のレビューサイト『HONZ』を運営されています。
IT関連の作家が続いてますが、文系、理系問わず誰でも読みやすい本が多いです。

本書はインプット過剰の日本教育に対し、アウトプットの重要性を説いています。
身近なアウトプットの場として、特にSNSをおすすめしています。
SNSにただ食べたものをアップするのではなく、アウトプットの場として有効利用してみましょう。

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おすすめ新書③:読書力(齋藤孝)

著者は齋藤孝(さいとう たかし)氏。
TBSのテレビ番組「情報7DAYS ニュースキャスター」のコメンテーターでもおなじみです。

読書に関すること、とりわけ「読書のメリット」がたくさん書かれている本です。
本書で読書のメリットを腹落ちしてから、読書に励むとよいでしょう。

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おすすめ新書④:ビジネスマンのための「読書力」養成講座

「読書力」というタイトルの本が続きます。
こちらは経営コンサルタントの小宮一慶氏の著作。
実は小宮氏の『ビジネスマンのための「◯◯力」養成講座』シリーズはたくさんあります。
「勉強力」「時間力」「社長力」「数字力」…。

どれも手軽に読めておすすめですが、特にこの「読書力」をおすすめします。
具体的には、読書を「速読」「精読」「熟読」にわけ、それぞれの読み方を解説してくれています。
本によって読み方を変える読書を学んでみましょう。

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おすすめ新書⑤:世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? (山口周)

少し毛色は変わって、外資系コンサル会社の山口周氏の著作です。
最近の経営層やビジネスエリートは従来のMBAではなく、「アートスクール」に通うらしいんですよね。
その理由をコンサルならではの論理的な視点から解き明かした本です。
ベストセラーにもなりました。

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※2019/01/19 『外資系コンサルの知的生産術』はKindle Unlimitedにありましたので、入会して読んだほうがお得です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここで紹介した本は、新書のごくごく一部です。
新書は本当に様々なジャンルの本があるので、ぜひ書店に立ち寄った際は、新書コーナーを覗いてみると面白いと思います。

新年も『新書』でよいスタートをきりましょう。

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