こんにちはヤマピーブラック(@yamapyblack)です。
『シネマ歌舞伎』をご存知でしょうか。
その名の通り、「映画で観る歌舞伎」です。
シネマ歌舞伎は、地方でも観れる、安く観れるといった利点の他、シネマ歌舞伎ならではの良さもあります。
「シネマ歌舞伎って何?」という説明から、オトクなチケットの取り方まで、シネマ歌舞伎の全てをお伝えします。
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【2019年版】『シネマ歌舞伎』徹底解説
『シネマ歌舞伎』は歌舞伎の公演をカメラで撮影し、その映像を映画館で楽しむことができるものです。
映画館の大スクリーンで、臨場感のあるサウンドで歌舞伎を楽しめます。
特にこんな方におすすめです。
- 地方在住の方
- 安く歌舞伎を観たい方
- 色々な作品を観たい方
また、シネマ歌舞伎の良さは、役者の顔がアップで観れるところです。
劇場では、席が遠いと役者の顔までは見えないですよね。
オペラグラスを使えばなんとか見えますが、ちょっと見づらいと思います。
シネマ歌舞伎は映画館の巨大スクリーンに、役者の顔がドアップで映し出されます。
隈取りはもちろん、汗までよく見えますので、一見の価値ありです。
どこの映画館でやっているのか?
全国の映画館で上映されています。
下のページから検索可能です。
https://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/sche/
上映時間は?
演目によって違いますが、概ね「120分」くらいです。
長い演目は休憩も入ります。
どんな作品をやっているの?
基本的に毎月1つの演目が上演されます。
こちらを御覧ください。
個人的に注目しているのは以下の3作品です。
- スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース
- 鷺娘/日高川入相花王
- 女殺油地獄
・『スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース』
出演:市川猿之助ほか
人気マンガ、まさかの映画化です。
一体どんな作品になっているのか?
とりあえず一度観てみたいです。
・『鷺娘/日高川入相花王』
出演:坂東玉三郎
鷺娘(さぎむすめ)。
人間国宝「坂東玉三郎」の美しい舞いです。
ニューヨーク、パリなどでも大絶賛された演目です。
・『女殺油地獄』
松本幸四郎ほか
近松門左衛門作のちょっと不気味なお話です。
高麗屋の松本白鸚、松本幸四郎、市川染五郎の襲名披露公演で上演された演目です。
チケットはどうやって取るの?
普通の映画と変わりません。
映画館のホームページから予約したり、実際に映画館に行けばチケットを購入することができます。
ただ、少し安くチケットを購入するには、「ムビチケ」を使いましょう。
ムビチケは前売り券のようなもので、通常2100円のところ、1800円で観ることができます。
また、ムビチケは1枚ずつのものと、3枚セットのものがあります。
3枚セットで5400円です。
1800円×3=5400円なので、1枚ずつと変わらないですね。
ただ、ひとつポイントなのが10月上演の『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』。
こちらの作品は通常料金3100円です。
しかしなんと、ムビチケを使うとこちらの作品も1800円で観られます。
これは絶対に購入したほうがいいでしょう。
席はどこがいいの?
席はどこでもOKです。
歌舞伎では、花道がよく見える「とちり席」が良いと言われていますが、シネマ歌舞伎の場合は関係ありません。
花道を様子もスクリーンの正面に映し出されますので。
普通に映画を観る時に観やすい席に座れば問題ないでしょう。
当日の動きは?
映画を観る時と同じです。
上映時間までにチケットを購入しましょう。
ムビチケを購入した方は、持っていくのを忘れずに。
ちなみに、飲食は普通の映画館と同じ、ポップコーンなど購入したものを食べられます。
おまけ:『スタンプラリー』
『シネマ歌舞伎』はスタンプラリーがあります!
スタンプを集めると、歌舞伎座の招待券などが当たります。
観に行った際は、ぜひスタンプを押しましょう。
『シネマ歌舞伎』をDVDで観る
シネマ歌舞伎は一部DVD化がされています。
ぜひ、家で歌舞伎を楽しんではいかがでしょうか。
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【2019年版】『シネマ歌舞伎』徹底解説
いかがでしたでしょうか。
歌舞伎をオトクに楽しめるシネマ歌舞伎。
ぜひ一度利用してみてください。